【部下との対応あるある②】話が…結論にたどり着かない

こんにちは、やらはりさんです。
部下対応あるあるの続編をお届けします。
今回のテーマはズバリ――

「結論から話してくれない問題」


📞こんなやりとり、ありますよね?

  • 電話に出ると、
     「あのですね、今日ちょっと〇〇で、実は□□なことがあって…」
     →「で、何が言いたいの?」
  • チャットが長いけど、
     最終的に“○か✕か”がなく、
     「私はそう感じました」で終わる。
  • しかもこれが…
     若手じゃなくてベテランの年上部下だったりすると、
     なんかツッコミづらい。

🌀「察してくれ」タイプの話し方

このタイプの話し方に共通しているのは、

  • 結論や意思表示がなく、
     「状況説明だけが延々と続く」
  • 最後は「私としてはどうかと思いまして…」みたいな
     “感想フィニッシュ”

しかも悪気はまったくない。むしろ真面目。


🔧どうやって改善してもらったか?

やらはりさんが実践したのは、以下の3ステップです。


🪜STEP 1:最初に「結論からお願いできますか」と伝える

やさしく、でも先にルールを共有。
「話し方を直してほしい」ではなく、
「私は先に結論を聞いた方が理解しやすいタイプでして…」という感じで。


🪜STEP 2:感想で終わりそうなときは問い直す

「で、どうしたいとお考えですか?」
「結論は、実施する?見送る?保留ですか?」

→「言い切る練習」の場をこちらで作ります。


🪜STEP 3:良い話し方の例を“先に見せる”

ちょっと先回りしてこちらが
「結論からお伝えすると〜です。理由は〜でして…」
というように、モデルを自然に出す


🧠気づいたこと

こういう話し方が染みついてる人って、
「自分の意見を言い切る」ことに苦手意識があったりします。

  • 正解を求めすぎて迷ってしまう
  • 過去に指摘された経験がある
  • 相手の反応を気にして“ぼかし気味”にしてしまう

でも、年齢や入社年数に関係なく、
“話し方のくせ”って、ありますよね。

📖この記事を読んで共感してくださったあなたへ。そんな気分のときに、心にしみる漫画を紹介します。

■しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~ /左藤真通/作画:富士屋カツヒト■

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🗂おすすめポイント
✅ 結論を出すプロの視点
舞台は労働問題専門の弁護士事務所
曖昧な言い訳、話が堂々巡りする相談者に対し、主人公の弁護士・倉本がバサッと**「で、何がしたいんですか?」**と切り込む姿勢が爽快。
✅ 回りくどさに疲れた心に刺さる
「話が長い人」の裏には、言いたいことを整理できていない心理がある。
でも、職場や実生活では、なかなかそれを整理してあげられない…。
この漫画では、“他人事” にしつつも、的確な線引きと寄り添いのバランスが描かれていて、
読後には「自分もこういう距離感で話をまとめよう」と思えます。

🌿こんな気分の時におすすめ
話をまとめられない部下に疲弊したとき
自分の話し方が迷走してるかも?と不安なとき
結論を導くロジカルさと感情の距離感を学びたいとき

自分の話し方を見直すヒントにも、部下や他人との向き合い方にも効く一冊です。

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