こんにちは、やらはりさんです。
部下対応あるあるの続編をお届けします。
今回のテーマはズバリ――
「結論から話してくれない問題」
📞こんなやりとり、ありますよね?
- 電話に出ると、
「あのですね、今日ちょっと〇〇で、実は□□なことがあって…」
→「で、何が言いたいの?」 - チャットが長いけど、
最終的に“○か✕か”がなく、
「私はそう感じました」で終わる。 - しかもこれが…
若手じゃなくてベテランの年上部下だったりすると、
なんかツッコミづらい。
🌀「察してくれ」タイプの話し方
このタイプの話し方に共通しているのは、
- 結論や意思表示がなく、
「状況説明だけが延々と続く」 - 最後は「私としてはどうかと思いまして…」みたいな
“感想フィニッシュ”
しかも悪気はまったくない。むしろ真面目。

🔧どうやって改善してもらったか?
やらはりさんが実践したのは、以下の3ステップです。
🪜STEP 1:最初に「結論からお願いできますか」と伝える
やさしく、でも先にルールを共有。
「話し方を直してほしい」ではなく、
「私は先に結論を聞いた方が理解しやすいタイプでして…」という感じで。
🪜STEP 2:感想で終わりそうなときは問い直す
「で、どうしたいとお考えですか?」
「結論は、実施する?見送る?保留ですか?」
→「言い切る練習」の場をこちらで作ります。
🪜STEP 3:良い話し方の例を“先に見せる”
ちょっと先回りしてこちらが
「結論からお伝えすると〜です。理由は〜でして…」
というように、モデルを自然に出す。
🧠気づいたこと
こういう話し方が染みついてる人って、
「自分の意見を言い切る」ことに苦手意識があったりします。
- 正解を求めすぎて迷ってしまう
- 過去に指摘された経験がある
- 相手の反応を気にして“ぼかし気味”にしてしまう
でも、年齢や入社年数に関係なく、
“話し方のくせ”って、ありますよね。
📖この記事を読んで共感してくださったあなたへ。そんな気分のときに、心にしみる漫画を紹介します。
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