【部下あるある⑤】それ、私に聞くことですか?

部下からの質問というのは、
基本的に「業務が前に進むため」にあるものだと思っています。
思っていますが――

世の中には、方向音痴すぎる質問というものが存在します。


ケース①

「このメール、宛先は誰を入れればいいですか?」

内容を見ると
・いつもの関係者
・いつもの案件
・いつもの流れ

はい、前回も同じ人たちでしたよね?
と心の中で100回ぐらい言います。

ちなみにこの質問をしてくる部下、
私より一回り年上です。


ケース②

「この人の文字、汚くて読めないんですけど…私が言っていいんですか?」

…えっとですね。
言っていいかどうかを聞く前に、

  • 読めないなら聞き返す
  • 読めないなら整理して確認する

という選択肢は、もう人生で何周か経験してきましたよね?

こちらも同じく、年上の部下です。


体感としては

このレベルの質問が続くと、
感覚的にはこうです。

「お腹が空いているんですけど、どうすればいいんですか?」

……食べてください。


最初は正直

「情けないなぁ」と感じることもありました。
管理職としてどうなんだろう、と。

でも最近は、
だんだん諦めの境地に近づいてきました。


そして、ふと思うのです

ここまで細かいことを
安心して聞ける会社って、

もしかしたら
悪くない会社なんじゃないかと。

怒られない
突き放されない
「自分で考えろ」で終わらない

それを良しとするかどうかは別として。


今日も私は、
「それ、私に聞くことですか?」
を飲み込みながら、

「今回はここでいいですよ」
と静かに返信するのでした。

やらはり。

yara_kanri_50

約50人部署の中間管理職。
人混みと会議がちょっと苦手な、HSP気質のゆるミニマリストです。
そんな自分の日々の「あるある」や「ちょっとした気づき」を
ブログにゆるく綴っています。

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